台湾で網戸の張替をしました

我が家の網戸、実は住み始めたころから穴が大きく開いていて、そこから虫が入り放題でした。通常そこを開けることもないのですが、どうしてもその部屋で作業をする時、その部屋には冷房がないため窓を開けるのでした。蚊の多い台湾ではなかなかにチャレンジングですが、オープンテラスと考えればそれほど大変でもない?むしろ楽しい?

いや、網戸を張り替えましょう。

ということで今回は網戸張替えのお話です。

網戸を張り替えるにあたって、まずは網戸の構造を理解しないといけません。穴あきではございますが、今ある網戸を観察してみました。すると、以下の事がわかりました。

アルミ枠に線状のゴムで網が埋め込まれている。だけ。

ほぉ、これなら簡単なんではないでしょうか。つまるところ、網戸の網をアルミ枠にあてがい、線状のゴムを使って細い溝に埋め込むのです。

注意すべき点としては、おそらく網をしっかり引っ張りながらゴムを埋め込まないとヨレヨレの網になるのではないかと言うことです。これは技術が必要になるかもしれません。

また、ゴムを溝に埋め込むにはどうしたらよいでしょうか。とりあえず棒状のものがあればできそうな気もしますが、ローラーのような工具を見たことがあるようにも思います。

何はともあれホームセンターに網を見に行くことにしました。

網を買おう

網戸を自分で張り替えると決断したものの、値段が高くて業者にお願いしても同じぐらいならその方が良いかもしれません。

結果的には許容範囲内で網を購入できそうだったので自分でやることにしました。

さらに網売り場のそばにローラー工具もしっかり売られていました。線状のゴムも売られていたので、ゴムが劣化していれば交換することもできます。今回はとりあえず家にあるゴムを使うことにしました。

ちなみにそのゴムもいくつか種類があるようです。太さ?の違いのようでした。素材とかも関係あるのでしょうか。家にあるものがあまりにも劣化している場合は新しく購入しなければならないかもしれません。でも、普通に考えれば業者にお願いするより自分でやった方が安いですよね。仕上がりはもちろんプロにお願いした方が良いでしょうが。

いざ、網戸を張ります

さて、もろもろ材料を購入してきたので家で網戸を張ります。

まずは今張られている、破れまくりの網を外します。外すのは簡単です。アルミ枠にはめ込まれている線状のゴムを取れば簡単に網が外れます。この網の劣化がものすごく、ゴムを外しているそばから粉々に崩れながら床に落ちていきます。網戸の網はプラスチックのような素材で作られていますから、当然劣化するわけですね。しかし、ボロボロと崩れるように床に落ちるほど劣化するとは驚きです。前回交換したのはいつなのでしょうか。いや、むしろ交換したことがないのかもしれません。途中、補修したような跡はありました。粘着性の小さな網が張られていましたから。でも、それもあっという間にダメになったようです。

古い網を取り外し、いざ新しい網を張るわけですが、まずは新しい網をアルミ枠に合わせて切ります。代替上下左右に5cmぐらいずつ余裕があるように切りました。そもそも網はサイズがあって、比較的家にある網戸に近いサイズのものを購入していました。そのため、実際にカットしたのは上下のみでした。

カットした網をアルミ枠にはめ込むわけですが、ローラー工具で端からはめ込みます。このとき、できるだけシワが寄らないようにします。特に4辺あるうちの後半2辺は注意が必要です。引っ張りながら線状のゴムを埋め込んでいきます。ただ、網を引っ張りながらだとゴムがなかなか溝に入ってくれません。力の加減が難しいです。

張り終わった網戸

そしてゴムを最後まで埋め込めば完成です。しかし、ゴムはなぜかあまりました。もともとそこに入っていたのに、今回はあまりました。そこで余った部分はカッターでカットしました。特にそれは問題ないようです。

そして出来栄えですが、やはり多少緩い感じは否めないです。しかし、自分でやったにしては上出来だと思えました。何しろ穴がなくなったのですから。

最後に

網戸張りはやはり技術が必要です。でも、そこまで出来栄えを気にしないのであれば、自分でやるのは楽しいですし、そんなに時間がかかるものでもありませんし、良いかなと思います。

今回は合計2枚の網戸の張替をしました。1枚目よりも2枚目の方がきれいにできたのですが、やはり網を引っ張りながらゴムを埋め込むことがポイントになると感じました。

2枚だけではなく、もっと網戸を張り替えたいなと思ったのですが、業者にお願いするより安いとしても、そもそも網戸の網もそこまで安くはありませんでした。だから無駄に網戸交換するようなことはしたくありません。だから次回は他の網戸に穴が開いたとき、ということになろうかと思います。

そうすると何年後になるんでしょうね。そのころにはもう感覚を忘れていそうです。それはそれで良いのですけどね。