【台湾ドリンク】夏限定!麻古茶坊(MACU)で『楊枝甘露2.0』を飲んでみた!

ご存じ台湾の麻古茶坊で季節限定のドリンク『楊枝甘露2.0』を飲んでみた感想などを書いていきます!

台湾と言えばマンゴー!

台湾の食べ物でおすすめの物はたくさんありますが、夏に楽しめる物と言えばやはりマンゴーです。数ある果物の中で、台湾で最も推せるものと言えばマンゴーです。

日本でも台湾のマンゴーかき氷は有名かと思います。もちろんかき氷やでも食べられますし、市場やスーパーでも普通にマンゴーの果実が売られているので自分で買ってきて皮を剥き、自宅でマンゴーを食べることも可能です。

しかも台湾のマンゴーは安いです。例えばもっともメジャーな愛文という品種のマンゴーは、グレードなどにもよるでしょうがスーパーで1個50~80元ぐらいで売られています。小ぶりのだと4個セットで100元ぐらいだったりもします。

愛文以外にも土マンゴー、玉文マンゴーなど、いろんな品種があり、それぞれ微妙に味わいや風味が異なります。

今回挑戦したドリンクはそんなマンゴーをふんだんに用いたドリンクです。使われているのは王道の愛文マンゴーです。

台湾のドリンクショップ『麻古茶坊(MACU)』

台湾のドリンクショップ麻古茶坊(
MACU)のドリンクカップ
台湾のドリンクショップ麻古茶坊( MACU)のドリンクカップ

台湾にはお茶を中心としたドリンクショップがたくさんあることは皆さんもご存じかと思います。タピオカミルクティーはそんな街中のドリンクショップで購入したりするわけですが、今回は数あるドリンクショップの中から麻古茶坊(MACU)へ行き、季節限定の商品『楊枝甘露2.0』を飲んでみました

麻古茶坊(MACU)は比較的女性に人気のドリンクショップであると感じます。私が行った際は、4人のお客さんが並んでいて、そのすべてが女性でした。男性の姿は皆無。お店の雰囲気も赤と白を基調にした店舗で、飲み物も女性受けしそうなメニュー、例えば今回の『楊枝甘露2.0』のようにマンゴーを使った季節限定メニューなどを押し出しています。

麻古茶坊(MACU)は高雄を本拠地として台湾全域、およびアメリカやカナダに店舗展開しています。残念ながら本記事執筆時点で日本に店舗は無いようです。

2019年にDrinking Dessert『楊枝甘露』販売開始

シャーベットいっぱいの楊枝甘露2.0!
シャーベットいっぱいの楊枝甘露2.0!

今回私が購入した楊枝甘露は香港系列のレストランで生まれたもので、簡単に言えば、マンゴーと台湾でもおなじみの広東料理『西米露』を混ぜたようなもの。『西米露』というのは白くて小さなタピオカみたいなスイーツで、よくココナッツミルクと一緒に食べます。そんな西米露とマンゴーが合体したようなスイーツが楊枝甘露です

日本でも成城石井がアジアンスイーツとして販売していたり、フルッタフルッタという会社が『楊枝甘露(ヨンジーガムロ)』という名称で、ペットボトル飲料にして販売したりしていたようです。現在もあるのでしょうか。

ドリンクショップ麻古茶坊(MACU)の楊枝甘露もそんな香港のスイーツをドリンクにしたものですが、2019年に発売を開始し、今は楊枝甘露2.0として販売しています。少なくとも2022年からは楊枝甘露2.0という名称になっていたようです。

楊枝甘露2.0について

楊枝甘露2.0はココナッツミルクやグレープフルーツ、マンゴーの果肉入り
楊枝甘露2.0はココナッツミルクやグレープフルーツ、マンゴーの果肉入り

麻古茶坊(MACU)の楊枝甘露2.0は、マンゴーシャーベット、マンゴーとグレープフルーツの果肉、緑茶ゼリー、ココナッツミルクが混ざったドリンクで、2019年から夏限定で販売されているマンゴーシリーズの大人気ドリンクです。西米露は入っていないように感じました。

ドリンクショップでよくある甘味や氷の量の選択はできません。おそらくはマンゴーシャーベットなどが入っているため、甘味や氷の量をカスタマイズするのが難しいのかもしれません。

マンゴーの甘味、ココナッツミルクの南国感に加え、緑茶ゼリーとグレープフルーツの苦味があり、それがアクセントになったドリンクです。

結構大きなゼリーも入っている楊枝甘露2.0
結構大きなゼリーも入っている楊枝甘露2.0

グレープフルーツの苦味が口の中に広がった時はちょっと驚きましたが、その苦味とグレープフルーツの香りがあるからこそのバランスになっているのだと思います。グレープフルーツの苦味が苦手な方は、この楊枝甘露2.0も苦手かもしれません。ただ甘いだけのドリンクとは一味違います。

緑茶ゼリーは入っているものの、このドリンクはいわゆるお茶とは違います。いわば、飲むデザート、文字通りDrinking Dessertです。ストローでちょっと混ぜてから飲むと良いと思います。

私個人はグレープフルーツも結構好きなので、この楊枝甘露2.0もおいしくいただけました。夏にぴったりのドリンクです。夏の台湾で、何を飲めばいいかわからないとき、この楊枝甘露2.0を試す価値はあろうかと思います。

地域によって価格が違う

楊枝甘露2.0はじめ、夏限定のマンゴーシリーズは地域によって価格が違います。例えば楊枝甘露2.0は北部、中部、東部においては90元となっていますが、南部では85元と、5元安くなっています。

そもそも麻古茶坊(MACU)南部の高雄発祥ということもあるかもしれませんが、南部はマンゴーの栽培が盛んだということも関係があるかもしれません。

最後に

やはり夏の台湾と言えばマンゴーです。マンゴーかき氷も良いですが、たまにはこんなマンゴードリンクもいかがでしょうか。ほかにも探すとマンゴーを使ったいろんな商品があるので、旅行で台湾を訪れた際は試してみると良いと思います。