【台湾カフェ】「LOUISA COFFEE」で植物肉と看板メニューのコーヒーを楽しんだ日

台湾に住み始めてから早数年経過しましたが、台湾で第二位の市場占有率を誇る「LOUISA COFFEE」にこの度初めて行ってみたので、購入したものなどをご紹介します!

台湾第二位のカフェ『LOUISA COFFEE』

台湾で約9%の市場占有率を誇るカフェである『LOUISA COFFEE』。LOUISA COFFEEの中国語名は路易莎咖啡です。

9%で第二位?と思った方もいるかもしれませんが、それは第一位がダントツの市場占有率約60%を誇るスターバックスだからです。ちょっと前まで店舗数はLOUISA(現在台湾内に530店舗)が上回っていたのですが、現在ではスターバックス(現在台湾内に560店舗)追い抜かれています。とはいえ、店舗数は530と560で非常に近いのに市場占有率が大きく離れているのは売上金額が大きく異なるのが原因だと思われます。

でも、二位でもすごいのは間違いありません。実際に行ってみました!

人気カフェは行列も!

スターバックスにしろ、LOUISAにしろ、人気がある店舗は行列ができているのが当たり前です。私が訪れたLOUISAのある店舗も例外ではなく、私が店舗に到着した時にはすでに3人~4人が並んでいる状態でした。注文後の様子を見ていても、基本的にそのぐらいの人数が常に並んでいるような状態で、店員さんもあわただしく会計したり準備をしたりしていました。

さすがは第二位のカフェ、普通に人気はあります。店内を見渡してみると老若男女、様々な人が飲食を楽しんだり、友人・知人と語り合っていました。なにやらiPadやパソコンを開いて話をしている人も多くいました。商談にも使っているのでしょうか。

行列ができるほどなので店内はほぼ満席。今回訪れた店舗は町の中心地から少々離れたところだったのですが、それでも行列があり、ほぼ満席でした。やはり人気があるのでしょう。

10~15分待ちは当たり前?

今回私はコーヒー1杯、それから食べ物を2つほど注文しました。食べ物はなにやらトースターみたいので温め、その場で作っているようでした。これはありがたいサービスですね。温かい方がおいしく感じる食べ物も多いです。

今回は軽食メニューから2つ選びましたが、デザートも豊富に取り揃えられています。今回はデザートを注文しなかったので、また今度機会があったらデザートにも挑戦してみたいです。

待つこと15分、ようやく注文した商品が出てきました。台湾はフードデリバリーがものすごく発展していて、飲食店は現場のお客様も大切にしつつ、デリバリーの商品も用意しなければなりません。行列自体は3人でも、実はその裏で15人分の用意をしている、なんてこともあろうかと思います。そのため、現場で商品が出てくるまでに少々時間がかかることがあります

ファーストフード店なんかもそういう傾向があります。行列の長さは注文品の提供スピードとあまり関係がないようです。人気店に行く時は、調理に時間がかかる可能性、デリバリーの注文がたくさん来ている可能性を考慮して、少し時間に余裕をもって出かけると良いと思います。

注文したメニュー

今回私はテイクアウトにしました。理由はあまり時間がなく、カフェでのんびりしている余裕がなかったからです。家で作業しながら食べることにしました。

注文した商品は「佛卡夏義式里肌豬(豚ロースのイタリア風フォカッチャサンド)」「麥香植物肉排(全粒粉(入り)のパンと植物由来の肉を使ったサンドイッチ)」の二つと、「美式咖啡(アメリカンコーヒー)」の3つです。

未来肉って何?!「麥香植物肉排」

LOUISA COFFEEの『麥香植物肉排』
LOUISA COFFEEの『麥香植物肉排』

メニュー表をざっと見たときに「未来肉」という表記があり、思わずそれを注文しました。それが「麥香植物肉排」です。植物肉というのは植物由来の、肉の代替品でした。提供された商品のパッケージにはラベルで「植物肉」と書かれていました。

台湾には外国の方も多く住んでいて、それらの方の中には宗教的な理由や習慣的な理由、またはほかの理由で動物の肉を食べない方もいます。そういう方のために、台湾ではいわゆるベジタリアンフードが比較的普及していて、LOUISAにおいてもそういう方の選択としてこのメニューがあるのではないかと思います。

調べてみるとLOUISA COFFEEでは2022年ごろから植物肉を使ったメニューを提供しているようです。

未来肉(植物肉)の味
LOUISA COFFEEの『麥香植物肉排』の植物肉
LOUISA COFFEEの『麥香植物肉排』の植物肉

以前よりもおいしくなったと言われる植物肉。今回のLOUISAの”未来肉”の味はというと、豚肉の生姜焼きをミキサーでペースト状にして、それを成形したような味、という表現が近いように思います。

私の味覚は決して敏感な方ではありませんが、非常に強くショウガを感じました。肉だからということではなく、風味付けのためなのだと思います。でも、そのショウガがあるから食べやすいのではないかとも思いました。

今回いただいた植物肉はおいしかったです。肉かと言われればやはり違うようにも思いますが、単にそういう料理ですと言われれば、何も抵抗なく食べられます。逆を言えば、肉の代替品として肉に似せるのではなく、これはこれで独自のメニューを作ってもいいのではないかとも思います。

イタリアンサンド?「佛卡夏義式里肌豬(豚ロースのイタリア風フォカッチャサンド)」

佛卡夏義式里肌豬(豚ロースのイタリア風フォカッチャサンド)
佛卡夏義式里肌豬(豚ロースのイタリア風フォカッチャサンド)

このサンドイッチ、佛卡夏義式里肌豬(豚ロースのイタリア風フォカッチャサンド)は結構淡白なお味でした。

好きな味ではあったのですが、もっと濃厚なテイストでも良かったかなと思います。さっぱり系のサンドイッチが好きな方はきっと好きだと思います。

やっぱりコーヒーがおいしい!

LOUISA COFFEEはカフェです。当然と言えば当然ですが、やはりコーヒーが美味しかったです。今回いただいたのはアメリカンコーヒー。

いつもインスタントのコーヒーばかり飲んでいる私でしたので、LOUISA COFFEEのアメリカンコーヒーは非常に美味しく感じました。ん~やっぱり専門店のコーヒーはおいしい!

最後に

台湾にはカフェがたくさんあります。その中の一つ、LOUISA COFFEEに行きましたが、なかなか特徴的なメニューもありましたし、コーヒーは美味しかったですし、なかなか得る物の多い体験でした。

各カフェによってコーヒーの味は異なります。いろんなカフェのコーヒーを飲み比べたり、それぞれが独自に作っている軽食メニューを楽しむのもたまには良いですね。