Logitech Zone 有線ノイズキャンセリングヘッドセットが半端ない!

Skypeなどで相手とテレビ電話などをするとき、今まで安物のヘッドセット(台湾で300元ぐらいだったので、日本円で1100円ぐらい)を使っていたのですが、どうも自分の声がうまく聞こえていない(こもったような音?)ようだったので、ちょっといいヘッドセットを買ってみました。それがLogitech Zone Wired。有線接続のノイズキャンセリングヘッドセットです。

Logitech?Logicool?

日本でLogicool(ロジクール)と呼ばれている企業は台湾ではLogitech(羅技(※発音は「るおじー」という感じ))と呼ばれています。カタカナで書くならロジテック。グローバルの名称そのままですね。

日本では権利関係でLogitechという名称が使えないのだと聞いたことがあります。

ヘッドセットを買う!

さて、最初からLogitechにしようと決めていたわけではなく、ある程度の基準を設けてヘッドセットを探しました。

ヘッドセットを選ぶ基準

使えれば何でもよいと思う方もいるとは思いますが、私は少しでも良い音声をお届けしたいと考えてしまったんです。

もともとのヘッドセットを使うと音がこもるということなのですが、いったいどんなヘッドセットを買えばよいのか。それにはいくつかのポイントがあるそうです。

1.単一指向性

マイクには指向性というのがあり、単一指向性はある方向の音のみを拾い、無指向性というのは全体的に音を拾うということです。より自分の声のみをクリアに拾うためには単一指向性の方が優れているということのようです。

2.USB接続

3.5mmピン接続はアナログ信号をやり取りするものですが、USB接続でデジタル接続をする方が音は良いのだとか。

3.ノイズキャンセリング

より声をクリアに伝えるために、余計な雑音が入ると困ります。そこでノイズキャンセリング機能の搭載されたヘッドセットが売られています。

上記を満たすヘッドセットが見当たらない

さて、これらのポイントを満たすヘッドセットはあるのでしょうか。実際に量販店に行っても当初は見つけることができませんでした。そもそも単一指向性でUSB接続のヘッドセットがなく、店員さんに聞いたら「そういうプロ仕様のものはネットで買え!」と強く言われてしまいました。え、プロ仕様なの??そこそこ広く展開している家電量販店だったのですが、品ぞろえはネットにはかなわないということでしょう。

というか、3.5mmピンで、無指向性のヘッドセットの方が製造が簡単なのでしょうか。

ネットで候補を探す

台湾ではRazerというメーカーのヘッドセットが良く売られています。ゲーミングヘッドセットというようで、なんだか派手な見た目のものが多いです。台湾はゲーム人口が多く、実際私の知り合いも多くがゲーム機を持ち、パソコンでゲームをしているという人も多いです。ほかにヘッドセットはASUSのものとかもありますね。

種類は本当に多いのですが、上記3つの条件を満たすものは本当に少ない。というか見つけるのにかなり苦労しました。マイクの品質はおおむね値段が高ければ高いほど良いという意見も散見しました。で、見つけたのがSkypeなどに最適、というかまさにそのために作られているというLogitechのZone Wiredというヘッドセットでした。

Logitech Zone Wiredの特徴

この有線ノイズキャンセリングヘッドセットは単一指向性で、USB接続、さらにノイズキャンセリング機能を搭載して4,000元でした。ほかに無線のタイプのZone Wirelessというタイプもあり、それも4,000元でしたが、もしもの時に無線であることが原因でトラブルになるよりは、有線で安定して使いたかったので、自分は有線タイプのZone Wiredを購入することにしました。購入したのはPC Homeという通販サイトです。

驚くほどクリアな音声

注文からしばらくして商品が家に届きました。Skypeなどのテレビ電話用に作られていることもあり、声は驚くほどクリアです。以前は声が小さいとかこもっているとかいろんなことを言われましたが、このヘッドセットにしてからは一切そういうことを言われることはなくなりました。

マイクの位置は要注意

このヘッドセット、単一指向性がかなり立派なようで、マイクの位置が口から少し離れるだけで極端に音を拾わなくなります。もしかしたらノイズキャンセリングの影響もあるのかもしれません。だから、使うときは自分の口の位置とマイクの位置をしっかり確認した方が良いです。1度だけ、自分の声が大きくなったり小さくなったりすると言われたことがありますが、マイク位置を調整するようになってからそんなこともなくなりました。

正しい位置にマイクを持ってくると、自分の声もスピーカーから聞こえてきます。だから、マイクを正しい位置に動かし、話した時に自分の声もしっかりスピーカー部から聞こえるかをチェックすると良いと思います。

長時間の使用は耳が痛くなる

ヘッドセットの締め付け具合が強いのか、長時間使っていると耳が痛くなります。大体2時間以上連続する場合は少々つらいです。

でもこれは耳との密着性を高めるという意味で必要な強度なのでしょう。

私は適度に休憩を入れたり、時折ポジションを少しだけ動かしたりしながらしのいでいます。

買ってよかったZone Wired!

私はこのZone Wiredを購入して大満足しています。プライベートでの利用はもとより、在宅勤務などにも最適です。何度もSkypeなどで通話をする場合、相手の声が聞き取りやすいというだけで印象も良ければストレスも軽減されるように思います。

あとは耐久性がどの程度か、これから使い続けてみようと思っています。