胡蝶蘭栽培を実践してわかったこと

お店の開店や会社の開業、移転で送られることが多い花と言えば胡蝶蘭があります。とても美しい胡蝶蘭はお祝いごとによく似合う花です。

そんな胡蝶蘭を何株かいただいてしばらく育てていたのですが、そのほとんどはうまくいかず、胡蝶蘭栽培の難しさを痛感しました。

ただ、その中で1株だけ花を咲かせることができたので、その胡蝶蘭を育てるにあたって自分がやってきたことをここに記録しておきたいと思います。

胡蝶蘭の育て方

設置場所:ベランダの日陰

水やり頻度:水苔が乾いてから1,2日後

鉢:プラスチック製

 

直射日光と胡蝶蘭

胡蝶蘭は直射日光に弱いと聞きます。これ本当です。実際に直射日光が当たった葉の一部のみがダメになってしまいました。それ以降徹底して日陰に置いています。ただ、花に直射日光が当たるのはそのまま放置しています。これもあまりよろしくはないのかもしれません。

胡蝶蘭の水やり

胡蝶蘭栽培の肝は水やりにあります。多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ。調べてみると1週間に1回とか、10日に1回とか言われています。でも実際はそんなにきっちりやらなくても大丈夫でした。

もっと重要なのは、水苔が乾いている事。完全に水苔が乾いてから1、2日待って水やりをしました。水苔が乾いているかどうかは鉢を持ちあげて確認しました。水苔が水を吸った状態と乾燥した状態では鉢の重さが全然違います。

水やりを頻繁にやりすぎると胡蝶蘭はダメなんだそうです。乾燥した状態も与える、というのが胡蝶蘭栽培では重要だそうで、そうすると設置場所にも気を付ける必要があります。だから私はベランダに設置しました。

ベランダのメリット

室内に設置していた時は、水苔が乾燥するまでかなりの時間がかかり、結局乾燥した状態を与えるのにかなりの時間がかかりました。ベランダなら数日で水苔が乾燥するので、今までの経験では水苔がずっと濡れたままというのもダメなのだと感じています。

使用した鉢

成功した株について、頂いた時は適当な鉢が見当たらなかったので、家にあったプラスチック製の鉢にそのまま入れておきました。水苔も交換しませんでしたし、足しもしませんでした。

胡蝶蘭の肥料

胡蝶蘭用の肥料が市販されているようなのですが、私は一切使用しませんでした。使用した方がもっと葉が大きく、花も大きくなるのかもしれません。そこまでは本格的に栽培しませんでした。

定期的に水やりをして、日陰に放置。私のやったことと言えば、簡単に書くとそれだけでした。

 

胡蝶蘭を観察していてわかったこと

花が終わった胡蝶蘭を花の茎を切り取り、日陰に置いて定期的に水やりをして翌年の開花に備えます。

この時、水苔を交換しても良いそうなのですが、過去に水苔を交換してダメになった株があったので、成功した1株に関しては水苔を交換していません。

胡蝶蘭の根

胡蝶蘭の根というのは面白いもので、水苔の中のみならず、外にも出てくる所謂気根と呼ばれるものです。出てきたばかりの気根は綺麗な緑色ですが、時間がたつと白っぽくなります。白っぽくなると「成長が止まった?!」と心配になりましたが、必ずしもそうではないようです。

ちゃんと育てると一旦白っぽくなった気根の先端からまた緑色の気根が出てきます。そして数日するとそれがまた白くなり、また水をあげると先端から緑色の気根が出てきます。

花芽が出てきたときの興奮は今でも忘れられません。でも水しか与えていないのにあれだけ太い茎が成長するのが不思議です。それで、よく見たらゲッソリしている気根が増えていました。水不足?

最初は水やりが足りないのかと思ったのですが、もしかしたら花芽を育てるために気根から養分を吸収しているのではないかと思ったのです。とすれば、花芽が出る前にやるべきことは気根を盛大に増やしてあげることなのかもしれません。

胡蝶蘭の葉に水をかけてはダメ?

そういえば胡蝶蘭は葉に水をかけてはいけないと言います。しかし、ちょっと水にぬれたぐらいでダメになる物でもなく、少しぐらいなら問題はありませんでした。もちろん、ベランダに設置していたので濡れてもすぐに乾く環境ではありましたが、それほど神経質にならなくても良さそうです。

 

台湾と胡蝶蘭

台湾は胡蝶蘭の栽培に比較的適している気候なのか、そこかしこで胡蝶蘭を見かけます。道端の木に植え付けてあったり、鉢植えで庭に置いてあったり。

特に木に植え付けてある胡蝶蘭は針金みたいので固定されているだけなのですが、おそらく水やりなどせず、雨に頼っているのではないかと思います。意外と水不足はそれほど心配する必要が無いのかもしれません。しかも逆を言えば、梅雨の時期などは毎日のように雨が降ることもあります。それでも胡蝶蘭は平気?

設置場所がとても大切

結局のところ、一番大切なのは、設置場所で、日陰で風通しの良い場所に設置し、水やりをしても比較的早くに乾く環境が胡蝶蘭栽培には適しているように感じます。我が家で言うところのベランダがその条件にぴったりでした。

 

まとめ

冬を越して、ようやく花が咲いた我が家の胡蝶蘭。ここまでいくつもの株をダメにしてきましたが、ようやく花開いたことに感動しております。今年の花が終わったら、また来年まで育てていきたいと思っています。