ケトジェニックダイエットが続けられない

ケトジェニックダイエットにちょっとだけ挑戦していたのですが、諸事情により途中で断念しました。

お金がかかる

ケトジェニックダイエットは糖質を制限することにより、脂質からエネルギーを精製するケトーシスに変えることによってやせるという、糖質制限ダイエットの一種。MCTオイルを使うことでケトーシスになりやすくなるとは言うものの、MCTオイルってそんなに安くありません。

さらに言えば、糖質を制限する代わりに脂質を摂取しても良いということは、逆を言えば脂質をしっかりとらなければならないということ。脂質って肉とかですが、肉をたくさん食べようと思うと結構な出費になります。これはダイエットに限らず、ボディメイクを考える時に課題になることの一つです。

今日も筋トレ系ユーチューバーの食事についての動画を見ていましたが、彼の食費も半端なかったです。

理想とする体になるために、例えば極端な食事制限ダイエットなどをすれば出費は減るかもしれませんが、健康的とは言えませんし、ダイエットの効果にも疑問が残ります。しっかりボディメイクをしていこうと思うと結局のところ増量でも減量でもお金はかかっていまうようです。

家族の理解が得られなかった

これ、一番の問題でした。家族と一緒に生活をしている場合、家族の理解が得られないとダイエットは続けられません。甘いものを食べさせられるとか、そういうこともあるかと思いますが、それよりも、体に悪そうとか言ってとにかくやめさせようとしてきます。いくら説明しても家族からNGを喰らいました。

いや、確かに知識の少ないままに始めてしまったケトジェニックダイエットでは筋肉が分解されてエネルギーに消費される糖新生というのも発生していたかもしれませんし、実際、多少は身体の変化を感じていました。悪い意味で。

そら家族も心配になりますわ。難しいなぁ。ボディメイクしている方は、始める前に家族の理解を得ることが大事かもしれません。そういう意味でも家族と同居しながら大会などに出て結果を残している方って本当に尊敬します。

結局よくわかってなかった(有酸素運動は毒?HIIT?運動)

ケトジェニックダイエットとともに有酸素運動として散歩もしたりしていましたが、そもそもHIITなどの有酸素運動は健康維持の観点から考えるとどうなのでしょう。

いわゆる有酸素運動をすると心拍数が上がります。そして、それを続けていくと安静時心拍数が下がってくるそうです。安静時心拍数が低い方(60以下の方)が相対危険度が低いという研究結果があるそうなのですが、そもそも心臓は生涯拍動回数が約15億回(ただし10~20億回ぐらいと、かなり幅がある模様)と言われているらしく、この安静時心拍数が高いことと寿命には相関関係があるのだそうです。じゃあHIITなどの有酸素運動はいいんじゃない?とも思いますが、有酸素運動をすることによる心拍数の増加も寿命と関係があるという考え方もあるようで、それは心拍数を”消費している”という考え方がもとになっているようです。上限が決まっているなら消費しない方が良いよねという考え方みたいです。

それが関係あるのかないのか、ボディビルダーでも有酸素運動をする派としない派がありますよね。個人的には激しい有酸素運動ではなく、ソフトな有酸素運動をして、安静時心拍数を下げるというのは良いようにも思いますし、同時に脂肪も燃焼させたいところです。

ダイエットはしんどい

ダイエットはつまるところ脂肪をどのように燃焼させるか、また、脂肪がつくことをどのように防ぐかがポイントになると思います。ケトジェニックダイエットはすでについた脂肪を、筋肉を落とさないように(糖新生を防ぎながら)落としていくという作業なんだと思います。

ケトジェニックダイエットをするには食事を変えなければなりません。成功させるには上記のお金と家族の理解、そして精神力も問われそうです。なんにせよダイエットはしんどい。

義父に言われた「揚げ鳥の皮は食うな」

ここ台湾でよく食べられるお弁当には、鶏もも肉を揚げたものがあるのですが、先日それを食べようとしたら義父から「皮は食うな」と言われました。体に悪いと。義父が言いたかったのは一体どんな油を使っているかがわからないからという理由でしたが、皮ってそもそも脂質の塊よね。それに揚げられているから周りの衣にも大量の油が染み込んでいます。周りの衣と皮の部分がパリパリで、塩コショウ効いてておいしいのですが、確かに体には良くなさそう。ん~ケトジェニックダイエットとか言ってないで、通常の食生活から見直さないといけなそうです。

最後に

今はケトジェニックダイエットをしていません。普段の食事と筋トレをもっと改善していこうと思っています。普段の食事はケトジェニックダイエットとは逆に脂質を減らし、いわゆる砂糖も減らしていこうと思っています。実際、数日前からできるだけ甘いものの摂取を控えています。何日続けられるか、とにかくやってみます。