成功?!台湾で転職したのでその記録

転職したのでちょっと台湾での転職という経験について書きたいと思います。

 

転職理由、きっかけ

待遇の違いです。今までやっていた仕事と、新しい仕事では、待遇が雲泥の差だとわかり、転職を決意しました。

 

台湾の転職サイト

台湾には「1111人力銀行」と「104人力銀行」という有名な求人サイトがあり、多くの求人情報が掲載されています。日本でいうところのリクナビなどに近いように思います。が、今回私は知人の紹介で転職しました。台湾では知人の紹介による転職も多いようです。

 

転職の面接

管理者の方との面接がありました。過去にどんなことをやっていたかはもちろん確認するようですが、今現在どんなスキルがあるかの方が重要視されるように感じました。そして面接は主に雑談の中からその人がどんな人なのかを見極めるようです。

 

転職のための履歴書

もちろん履歴書は必要です。しかし、決まったフォームはないのだとか。主に学歴と職歴について記載した紙を提出しました(中には既定のフォームにその場で記入をさせられるケースもあるようです)。

 

転職の志望動機

これはあまり聞かれませんでした。会社も人材を募集していて、こちらも仕事を探している状況で、動機よりも使えるか使えないかを判断するようです。また、永年雇用のような考えは毛頭ないようなので、実際そこまで厳しい面接も経験していません。

 

退職時の挨拶

転職が決まってから、今まで勤めていた会社に退職を伝えます。通常、1か月前に言う方が良いそうです。仕事でお世話になった方には可能な限り直接会って、それがかなわない場合には電話で挨拶をしました。

 

台湾の転職に対する考え方

台湾では転職が当たり前だという考え方が根付いているように感じます。1つのところで長く経験を積むより、多くの会社を経験している方が経験豊富と思われるようです。ただし、業界まで変わる異業種への転職では一概にそうとは言えないようです。転職するなら同じ業界が良いように思いますが、私は異業種へ転職しました。

 

転職一年目

過去の転職の経験からとにもかくにも謙虚であることを心がけています。ただ、難しいのが台湾で謙虚なのはあまり好まれないということ。台湾の方はアピールがとても上手です。いや、それでも私は謙虚でいることを心がけます。

 

転職はうまくいかない?

転職はリスクの高い行動です。成功する可能性も、失敗する可能性もあります。だから謙虚に、だけれども最大限の努力ができるようにしなければなりません。

そもそも面接で合格するとは限りません。なかなか受からないことも考えられます。だから前職を退職する前に行動を開始し、採用が確定してから前職を退職しました。転職期間はあくまでも仕事をしながら転職をうかがう期間にしたいです。

今回の転職先は待遇がとても良いので、今後も成功だと思えるとうれしいです。

 

台湾での転職に英語や中国語は必要?

当然ですが、中国語は使えた方が転職には有利です。なにしろ台湾人の方と仕事をするわけですから。それか、中には英語ができればOKのような会社もあるようです。台湾人と同様に中国語を流暢に使えるなら転職の幅も広がると思いますが、実際中国語が流暢でなくても仕事は見つかりました。

 

営業へ転職

日本人なので日本語は話せますが、そこを狙って、日本への販売を強化したい台湾メーカーなどから声がかかることがあります。営業に自信がある場合は受けても良いかもしれません。私にはできそうもないので営業へは転職しませんでした。

 

転職者が多い台湾

転職のハードルが非常に低い台湾ですから、転職者が多いのは当然です。日本でも最近転職者が増えているようなニュースも目にします。個人的には本人が幸せならどちらでも良いかなと思います。経営者にもよりますが、仕事をしていない空白期間があっても気にしない方もいます。なお、今回私は空白期間無しでした。

 

転職時の髪色

これ、あまり気にしないようです。接客業でも髪色が赤とか青とか、緑の人もいます。その辺はとてもおおらかなのだと思います。ただ、私が知らないだけで、実は気にする業界もあるのではないかと思っています。だから私は黒髪のまま転職活動をしました。

 

転職でキャリアアップ

これは普通にあり得る話だと思います。たとえば課長の経験があれば、課長以上の役職を募集しているところへ行けば課長以上の待遇でスタートするでしょうし、場合によっては転職後すぐに部長になったりして、そうすると次の転職時には部長クラス以上で転職となります。すべてがそうではないでしょうが、実際にそういう人を知っています。

 

転職で給与アップ

当然ですが、転職にメリットがないと転職は苦しいだけになってしまいます。今回の転職では給与も待遇もアップします。決め手になったのもまさにそこでした。その分責任は重くなるように感じますが、そこはなんとか頑張ろうと思っています。

 

転職に要した期間

転職を決意し、面接を受けて、採用決定まで10日前後でした。非常にスムーズにいったと思います。ちなみに面接希望を先方に伝えてから面接までは1日でした。知人の紹介だったことも関係していたかもしれません。

 

転職の際の希望年収

知人から話を聞いていたのでどのぐらいの年収になるかはわかっていました。それに異業種への転職ですので、そこまで強気というわけでもありませんでした。いや、むしろチキンでした。ですので面接でこちらから給与交渉はしませんでした。実際、先方から提示された年収は、以前の年収よりも多かったので満足しています。

 

台湾駐在者の転職

元々日本企業の台湾駐在者として台湾で働いている場合は事情が違うかもしれません。ただ、台湾駐在と現地就職では給料に大きな差がある可能性があるので熟考した方が良いように思います。

 

転職とビザ

私は転職しても問題のない(転職を届け出る必要もない)ビザ(居留証)を所持しているので今回の転職でビザの関係は一切何もしていません。しいて言えば、転職先で「仕事ができるビザ」であることを証明するために提示したぐらいです。

 

台湾の転職エージェント

職業としての転職エージェントについては、そういうサービスが台湾にもあるのかもしれませんが、あいにく全く知りません。近所のおばちゃんがとても顔が広く、いろんな仕事を紹介してくれるのである意味エージェントといえばエージェント、人つなぎのエージェントと言えるかもしれません。

 

転職イベント

転職者(求職者)を対象にした就労支援イベントが開催されていることがあります。そういう場所では多くの企業を一斉に見れることもあるので、参加してみると良いかもしれません。運が良ければ転職先を見つけることもできます。私は今回そういったイベントには参加しませんでした。

 

転職と後悔

転職をして後悔をすることもあります。給与面、待遇面、人間関係など、後悔するポイントは多く存在しますが、運よく私はまだ今回の転職で後悔せずにおります。ありがたいかぎりです。

 

転職ではなく起業という道

台湾で事業を行う日本人の方も非常に多いです。むしろ事業をしている人の方が多いかもしれません。飲食業はもとより観光業、教育業などが主な業界になります。私は今回、起業は検討せず、転職をしました。

 

まとめ

今回の転職は運よく成功したと言えそうです。台湾にも様々な会社があります。転職のハードルが低い台湾ですから、どんどんチャレンジするのも悪くないかもしれません。