観光客として日本を満喫。名所にも行ってきました。
江戸東京博物館
今回日本に帰国した目的の一つが江戸東京博物館でした。両国にある江戸東京博物館は江戸時代の庶民の生活などをメインに昔の日本の事がわかる常設展示と、その時々で変わる特別展示が目玉の博物館です。江戸東京博物館内では団体旅行のガイドさんが外国語で案内をされている光景を多く見ました。中には海外の中学生ぐらいの子供達の団体もいて、江戸時代の生活などは外国人のイメージする日本に近いところがあるのか、入場者の多くは外国籍の方でした。もちろん日本人もいます。2000年代の今からは想像することもできない過去の生活を垣間見ることができ、日本人的にもとてもおもしろい博物館です。
今回特に興味を持ったのは長屋での生活ぶりです。昔は長屋が当たり前だったんですよね。現代の家とは全く違う長屋での生活はどんなものだったのでしょう。長屋はとても狭く、台所には壺がたくさんならんでいます。食べるものと言えば梅干しなどの保存食とご飯、味噌汁などが当たり前だったのでしょうか。野菜や魚などを食べることはどのぐらいの頻度であったのでしょうか。なにしろ冷蔵庫がありません。保存が難しい食べ物はどうしていたのでしょうか。
日本を離れると日本が恋しくなり、日本をもっと知りたくなったりします。するとこういった江戸東京博物館のような博物館にも興味が湧いてきます。といっても、実は江戸東京博物館に行くのは今回が初めてではありません。最初は外国人の友人Aを連れて、二回目は外国人の友人Bを連れて。そう、実は今回は3回目なのです。しかし、海外に住み始める前に行った江戸東京博物館と、海外に住み始めてから行った江戸東京博物館はどことなく別物のような感じがします。たぶん見る視点が異なるのだと思います。
国技館
両国には江戸東京博物館の他に、相撲が行われる国技館もあります。あいにくこの日は相撲を見ることができませんでしたが、国技館の中の「相撲博物館」という場所を見学することができ、改めて相撲を見ると力士はやっぱりかっこいいなと思いました。
この日は相撲を見ることができませんでしたが、過去に名古屋で相撲を見学したことがあります。テレビでは見たことがあったのですが、実際にその場で相撲を見るととても興奮します。何しろ迫力がすごい。またいつか見たいなと考えています。
両国でお好み焼き
江戸東京博物館、相撲博物館と見学をし、その後は駅隣のビル「-両国-江戸NOREN」の「月島もんじゃ もへじ」でお好み焼きを食べました。他にも焼きホタテ、鮪のホホ肉焼き、焼きそばなども頂いたのですが、どれもおいしく、また来たいなと思うお店でした。外国人のご友人と同行される場合にもおすすめのお店です。両国駅のすぐ隣なのでアクセスも便利です。
今まで台湾で鉄板焼きは食べたことがあっても、お好み焼きを食べたことはありません。いや、自分で調理したことはありますが、お店でお好み焼きを提供するレストランに入ったことがないのです。お好み焼きは小さなころから好きな食べ物だったので、この日もおいしくいただきました。
その後、調布方面に用事があって西へ行ったのですが、その翌日、なんとディズニーに行くことになりました。
ディズニーランド
今回の帰国目的には当初組み込んでいなかったのですが、急きょディズニーランドに行くことにしました。急だったのでお昼からの出発です。しかも調布から。調布からディズニーランドってどうやって行けば良いの?と思いますよね。実は調布からディズニーリゾートへはリムジンバスが出ているのです。つまり直通。事前予約もできますし、満席でなければ当日に現金を支払って乗車することもできます。
費用は片道大人1300円、小人650円。時間はおおよそ75分です。例によって寝ていたのであっという間でした。今回の旅路では、移動時間にことごとく寝ております。理由は二つ。何も本を用意していなかったことと、結局プリペイドSIMを購入しなかったためにスマホで通信ができなかったことです。あ、それから眠かったことも。旅は疲れますよね。
寝ていたのであっという間でしたが、ディズニーランドに無事到着。ここでトラブル発生。今回ディズニーランドへ行こうと決めたのは「トイ・ストーリー・マニア!」というアトラクションで遊ぶためでした。何でもとてつもなく楽しいのだとか。しかし、ディズニーランドに着いてから「トイ・ストーリー・マニア!」はディズニーシーのアトラクションであることが発覚したのです。
でも実際ディズニーランドからディズニーシーへはディズニーリゾートラインというディズニーリゾート間を結ぶ電車に乗ればすぐに移動できます。そこかしこにミッキーの模様のあるディズニーリゾートラインに揺られてディズニーシーへ行きました。ディズニーシーの駅に着き、まずは荷物をコインロッカーに預けました。さすがディズニー、コインロッカーも豊富に用意されています。ありがたや。
ディズニーシーのチケット売り場は誰も並んでおらず、それもそのはずで、すでに時間はPM4:00を回っていました。本当はアフター6パスポートを購入して、イクスピアリを散策してから戻ってきて入場するつもりだったのですが、その日は日曜日でアフター6パスポートは平日限定のため購入できないとのことでした。その代り土日祝日の午後3時以降の入場に使えるスターライトパスポートが購入できるということでしたのでスターライトパスポートを人数分購入しました。大人一人5400円でした。
ディズニーシーでは現在、9月2日まで「ディズニー・パイレーツ・サマー」が開催されていて、ショーやグッズなどが用意されているほか、そこかしこの装飾が海賊風になっています。まさに異世界。これだけでもわくわくするのですが、今回の目的地「トイ・ストーリー・マニア!」へ急ぎます。
ファストパスなどはもちろん持っていないので通常の列に並ばなければならないのですが、「トイ・ストーリー・マニア!」の入り口に着いたときの待ち時間は「130分」。さすが大人気のディズニーリゾート。しかも面白いと評判の「トイ・ストーリー・マニア!」。今回はこのアトラクションで遊ぶだけになるかもしれません。
実際入場するまで本当に130分ぐらいでした。そしてアトラクションですが、的に向かってボールを飛ばし(実際はディスプレイで、本物のボールは飛ばない)、的に当たると的に書かれた点数が得点になるというゲームでしたが、これが本当に楽しい。そして難しい。130分という結構長い時間待ちましたが、それでも本番はとても楽しいゲームを満喫することができました。
外に出ると空はすでに真っ暗。夜のディズニーシーはそれはそれでとても綺麗な街並みで、途中ホットドッグ屋さんがあったのでみんなでホットドッグを食べました。ディズニーのホットドッグはとても美味しかったです。ホットドッグを食べ終わってから出口に向かっていると、途中でショーが始まるようだったのでショーを見てから帰ることにしました。ディズニーの魅力の一つがこの大きなスケールのショーです。毎度見るたびに感動します。今回のショーのスケールもとても大きく、見ていて感動しました。ディズニーに来てよかったと思える瞬間です。
この日の宿は成田駅そばのアパホテル。もう少し早くにディズニーシーを出ることができれば、リムジンバスで成田空港まで行き、そこから電車で成田駅まで向かうつもりでしたがすでにリムジンバスは最終バスが終わってしまっていたのでJRで(西船橋経由で)船橋まで行き、船橋から京成線で京成成田まで行くことにしました。
比較的行き当たりばったりの旅行が多いのですが、それでも結構充実していたりします。まだ続きます。