自宅でお餅づくり!ホームベーカリーでのし餅を作る際のポイント

ホームベーカリーを入手してからと言うもの、パン作りのみならず餅づくりにも活用しております。そしてお餅を作る時季と言えばお正月!杵と臼は手に入りませんが、我が家のホームベーカリーなら伸し餅(のし餅)や鏡餅が作れます。今回はのし餅を作った際に感じたポイントをまとめていきたいと思います。

ホームベーカリーで伸し餅(のし餅)

ホームベーカリーで伸し餅!
ホームベーカリーで伸し餅!

伸し餅(のし餅)を作れるホームベーカリーを入手した当時、餅つき用の羽が同梱されておらず、ネット通販で即行餅つき用の羽を入手した私。何しろお餅が大好きな私は、それからもお餅を作ったりしております。

もちろん、ホームベーカリーなわけですから、お餅だけでなく、食パンを作ったりもしています。パナソニックのホームベーカリーで、食パンの味も最高です。最近膨らみが悪くなってきたように感じるのはイースト菌を変えたからだと思っています。

そんなお餅もパンも作れてしまうパナソニックのホームベーカリーを使って今回は伸し餅(のし餅)づくりです。

伸し餅(のし餅) とは

お餅と言うのはいろんな形があります。ポピュラーなものだと丸い形をした丸餅でしょうか。丸餅もいいですよね。おばあちゃんが作ってくれるお餅はいつも丸餅でした。正月が近づくとおばあちゃんちにある餅つき機で大量に作っているのか、なかなか会いに行けない私たち孫の家にも宅配で届けてくれていました。そのお餅のおいしいことおいしいこと。

切り餅ならスーパーでも買えます。日本なら時季を問わずスーパーに切り餅は並んでいます。機械できれいに切りそろえられたお餅が切り餅です。昔、朝早く家を出なければならないときはよく切り餅をオーブントースターで焼いて、それをお茶漬けにして食べていました。特に冬。冬に食べるこの切り餅のお茶漬けが本当に最高でした。

伸し餅(のし餅)と言うのはつきたてのお餅を文字通り伸して(のして)大きな長方形に成形し、乾燥したものを刃物で切り分けたお餅です。実は、恥ずかしながらこの伸し餅(のし餅)というのはあまり見たことがありませんでした。でも、ホームベーカリーでお餅を作ったらこの伸し餅(のし餅)にするのが便利です。

伸し餅(のし餅)の作り方

ホームベーカリーでお餅を作る方法は各機種によって異なる可能性があるので、説明書をご覧いただくとして、出来上がったお餅を伸し餅(のし餅)にする工程について自分の経験をまとめます。

ホームベーカリーで作った伸し餅
ホームベーカリーで作った伸し餅

使うのはジップロックなどの密閉可能なビニール袋です。つきたてのお餅をそのビニール袋に入れて、麺棒で広げていきます。私は厚み1.5cmぐらいに伸せばOKとしていますが、これは好みによります。時間が経てば経つほど伸しにくくなっていくので、できるだけ早く伸していく必要があります。

注意した方が良いのは、ビニール袋の耐熱温度。私が使ったものは60℃までしか耐えられないようだったので、つき上がったお餅をいったんクッキングペーパーに広げ、濡らした手で少し広げてからビニール袋に入れるようにしました。手で触れるぐらいの温度を目安としました。クッキングペーパーごとビニール袋の中に入れて、お餅だけ残してクッキングペーパーは取り出します。そして封をせず、そのまま麺棒で伸ばしていき、十分な大きさに伸し終わったら密閉します

ホームベーカリーで作った伸し餅
ホームベーカリーで作った伸し餅

伸し終えたお餅を今度は24時間程度室内に放置します。24時間後には固くなって切りやすくなっているので、24時間後に包丁で切り分け、切り分けた伸し餅(のし餅)をビニール袋に入れ、冷凍保存しますある程度凍ってから、隣り合わせのお餅とくっついている部分を引きはがします。そうしないと、後々調理する際に一切れずつ取り出せなくて不便です。冷凍する時間は、私は一晩冷凍しますが、それだと結構固くなってしまい、固い台などにたたきつけてバラしています。手では剥がせないことがあるからです。余裕のある方は冷凍開始から1時間おきにくっつかないようばらしていくと良いと思います。また、伸し餅(のし餅)を切る時の乾燥具合によってもくっつき具合が変わるので、その辺りは機会があれば実験してみたいなと思っています。

伸し餅(のし餅)づくりのポイント

伸し餅(のし餅)に限らず、つきたてのお餅はどんどん乾燥して表面が固くなっていきます。そのため、火傷には注意しつつ、手に水を付けながらつき立てのお餅がまだ柔らかいうちに作業をした方が良いです。

ホームベーカリーの内鍋は熱くて素手では触れません。ミトンなどを使って内鍋を取り出すことになりますが、そうなると内鍋の中身であるお餅を取り出すのが困難です。そのため、可能であれば二人で作業すると良いと思います。私はいつも苦戦しながら一人で作業しております。その時は結構心拍数が上がっていると思われます。

伸し餅(のし餅)を切るのは結構力がいります。刃物を使うので注意が必要です。

今回のようにビニール袋を使う場合は片栗粉などの餅とり粉は使用しなくても大丈夫です。型枠を使った伸し餅(のし餅)づくりはやったことがありませんが、餅とり粉を使った方が良さそうです。丸餅も餅とり粉があると良いですね。

最後に

2022年もあとわずか。ここから一気におせちの準備をして、簡単でも台湾でお正月気分を味わいたいと思っています。