台湾郊外で諸々買い物をしたのでその時のお話を少しばかり。
買ったものはフォークと天ぷらの廃油入れです。
毎度毎度、パスタを食べる時に「なんでうちには大きなフォークが無いのか」と思っていたのですが、それは自分が買っていないからに他ならないわけで、パスタが大好きな私としては一刻も早くパスタが食べやすい大きなフォークを買いたかったのですが、結局今の今まで買いに行けていなかったので一念発起して階に行きました。
台湾でフォークってどこで売っているのでしょうか。
日本ならインテリアショップなどでおしゃれなフォークを買うか、100均で安く仕入れるという方法がありますよね。
そういえば台湾でもスーパーで販売されているのを見たことがありましたし、もしかしたらホームセンターにも置いてあるかもしれません。
安物のフォークで良かったのでまずはスーパーに行き、フォークを発見したのですが、あいにくそのフォークは銀色ではなく、なんだか特殊な銅みたいな色をしたもので、どうにもパスタと合わなそうだったので購入をやめました。
次にホームセンターに行ったら予想通りフォークが売られていて、こちらはステンレス製だったのでいわゆる銀色の希望通りの商品が売られていました。
そのホームセンターのフォークはいくつか種類があって、304と316という、ステンレスの品質の違いで商品が別れていました。
304ステンレスよりも316ステンレスの方が確か腐食に強く、高品質だったと記憶していて、値段もそんなに高くなかった(1本50元(約185円))ので購入して帰ることにしました。
目次
王様のフォーク
購入したのは「王様OSAMA316日式中餐叉」という商品。
日本語的に言えば、「王様OSAMA316日本式 中サイズ フォーク」と言った感じでしょうか。
何が日本式なのか私にはさっぱりです。
なお、台湾資本の中国工場で生産されたもののようです。
いや、大きいフォークがほしかったのになんで中サイズのフォークを買ってんの?と思われたかもしれないですが、結論から言えば買い間違えたということですけども、ちょっと買い物に失敗した感じです。
フォークを買うという、たったそれだけでつまずく
一人暮らしだろうと、何人暮らしだろうと、カトラリーは基本的に4セット揃えるのが昔から習慣になっていて、今回も例に倣って4本購入。
サイズを見てみると「大」と「小」のみがあり、大きいフォークがほしい私は間違いなく「大」と書かれている方から4本のフォークを手に取り、レジに向かいました。
レジではお姉さんが気だるそうにレジを打っていて、私の番になった時に変な会計の仕方をしました。
フォークを1本手に取りピッ、そして残りは数量「3」を入力してからピッ。
ん?この打ち方は何ぞや?と思ったら「これ、1本違うよ」って言われたので「4本同じが良い」と伝えたらその「1本」を自分の後ろにあったカゴに投げ捨て、「じゃあ3本清算してからもう1本取ってくる?」と言われたのでその通りにしました。
でもおかしい。「大」の方から4本取ったのに、と思いながらも3本の清算を終え、レジからまた売り場に戻る途中、清算の終わった3本をよく見るとそこには「中」の文字が。
!?
「中」って何!?
ええと、もう清算は終わっております。
つまり買い間違えたようなんです。
何が何だかよくわかっていないまま売り場に戻ると、そこには「大」「中」「小」の3種類のフォークが並んでいました。
まとめるとつまり、本当は「大」「中」「小」の3種類のフォークが販売されていたのだけど、誰かが「中」の列に「大」のフォークを1本だけ戻し、それに気づかずにその列から4本を取り出した私は「大」×1、「中」×3をレジに持って行ったようなんです。
そして、それだけならまだしも、レジでお姉さんが投げ捨てたのは私がほしかった「大」の方。お姉さんは私が「中」を買いたいと考えていると思ったんでしょうね。
よく見ると確かに「中」は少々小さいのです。
この間違いに気づいても、レジで何が間違いでどうしたいのかを言えるほどの中国語力が無い私は、結局「中」を合計4本購入して帰路につきました。
帰り道、もしかしたら「中」の方が使い勝手が良いのではないか、と自分で自分を必死に慰め、納得させていました。
何はともあれパスタに使えるフォークは手に入ったので結果オーライということにしておきましょう!
フォークと一緒に買ったもの

この日はフォーク以外に天ぷらの廃油を保存するために廃油ポットも購入しました。
台湾って揚げ物がとても多いのですが、油の処理が謎なんですよね。
日本みたいに油を固めるようなものは見かけませんし、でもスーパーに行くと1列全部油だったりするぐらい油の消費量が多いのに。
実際屋台や夜市は揚げ物のオンパレードです。
で、自分は家で天ぷらを作りたくて、でも廃油の処理に困って廃油ポットを探していたんです。
購入したのは本当は廃油ポットなどという商品名ではないのですが、とりあえず問題なく使えそうだったのでそれにしました。
今回の教訓
買い物する時はよく確認してから買うようにしましょう。