イギリスの伝統的な焼き菓子「フラップジャック」をこれまでも何度か作ったことがあるのですが、今回はフラップジャックに入れるバターと砂糖の量を少なくして作ってみました。しかし、なにやら思った感じにはならず、想定外の物が出来上がったのでここに書き記しておきます。
目次
絶対うまいヤツ!イギリスのフラップジャック

フラップジャックという言葉、数年前まで私は全く聞いたことがなかったのですが、調べてみるとイギリスの伝統的な焼き菓子なのだということがわかりました。
SNSなどで時折流れてくるバターと砂糖、オートミールなどで作られる焼き菓子です。
材料はシンプルですし、作業自体もものすごく簡単なので、自宅で簡単に作れるのも魅力の焼き菓子です。
そんなイギリスのフラップジャックの材料をケチって作った結果をお届けします。
材料を減らして罪悪感の無いフラップジャックを作りたい!
フラップジャック、お世辞抜きにメチャうまです。私は自分で作ったフラップジャックしか食べたことがありませんが、自作のフラップジャックは間違いなく、外れなく美味しく作れています。
しかし、気になるのはバターと砂糖などの甘味料が非常に多く含まれていることです。バターと砂糖の組み合わせは字面を見るだけでうまいのが確定する組み合わせではありますが、どのレシピを見ても、どの動画を見ても大量のバターと大量の砂糖などの甘味料が投入されます。
おいしい、確かに美味しいのだけれども、たくさん食べると罪悪感が出てくるのも事実です。今まで私も大量のバター、大量の砂糖で作っておりましたが、カロリーの祭典でも開いているのかと思うぐらいの高カロリーになっていたに違いありません!
そんな高カロリーが気になるならカロリーが低くなるように高カロリーの原因となる材料を減らせばよいのです。そんな安直な考えから今回低カロリーフラップジャックを作ってみました。
なお、通常のフラップジャックがおいしいのは疑いようがない事実で、低カロリーのフラップジャックを作っても、やっぱりたまに高カロリーのフラップジャックが食べたくなります。うまいものにはワケがあるんですね!
カロリーを減らしたフラップジャックづくり

フラップジャックが高カロリーになる原因はバターと砂糖などの甘味料です。いや、むしろそれ以外にはオートミールしか入れないから、オートミール以外の材料を全て減らすことになります。
材料

今回のフラップジャックにはバター、砂糖、ハチミツ、オートミールを入れました。
- バター(無塩) 70g
- 砂糖(今回は三温糖) 30g
- ハチミツ 10g
- オートミール 165g
バター、砂糖、ハチミツの比率を下げれば良いので、それらの比率を下げ、オートミールの比率を高めた分量です。おおむね以下のイメージにしました。
「バター、砂糖、ハチミツ」:「オートミール」 ≒ 2:3
ハチミツを増やせばハチミツの風味が強くなります。上記の量だとそこまでハチミツが主張しません。私はこのぐらいの砂糖とハチミツの割合が好きだったりします。でも、さらにハチミツを20gぐらい入れて、砂糖とハチミツを同量にして、それぞれバター量(70g)の半分弱(30gずつ)にした場合のハチミツ香るフラップジャックもおいしいです。
今回は入れていませんが、フラップジャックに塩を少量入れると味が締まって更においしいと思います。有塩バターを使う場合は塩分の量に注意しましょう。
バターが少ないとどうなる?

バターの分量が少ないので混ぜ合わせる時に液体が全体にしみわたるまでに時間がかかり、焦げ始めることがあります。
また、オーブンで焼くときに一般のフラップジャックよりも焦げやすいです。焼き時間を調整する必要があります。それこそ10分ぐらいでも焦げることがあります。
砂糖が少ないとどうなる

砂糖が少ないと単に甘味が少なくなります。今回は一般のレシピの1/3~1/4程度しか入れなかったので非常に優しい甘味になりました。砂糖の量は好みで決めると良いと思います。
私は今回の砂糖の分量は悪くないと感じました。ただ、砂糖の量が少なかったことで、全体的に脆く(もろく)なったようにも感じます。その加減が大事ですね。
氷砂糖やザラメ糖は使えない?
以前ザラメ糖で作ったことがありましたが、ザラメ糖は溶けるまでに時間がかかるため、一応フラップジャックを作ることはできたものの、あまり向いているとは思いませんでした。
氷砂糖はもっと時間がかかると思われるので、やはり氷砂糖もフラップジャックには向いていないと思います。
ハチミツが少ないとどうなる?

ハチミツが少ないとハチミツの風味が弱くなります。また、ハチミツの量が多い方がしっとりした感じに仕上がるように感じます。また、ハチミツには全体をまとめる効果もあると思います。実際にハチミツの量を増やして作った時は完成品が崩れにくくなりました。風味と仕上がりの食感で量を加減すると良いです。
なお、本場のイギリスではゴールデンシロップというのを入れるのだそうですが、残念ながら近所で売られていなかったので、これまでフラップジャックを作る時はいつもハチミツを使用しています。
作り方

- バター、砂糖、ハチミツをフライパンに入れ、火にかける
- 焦げないように注意しながら「1.」の砂糖が大体溶けるまで熱する
- オートミールを入れてしっかり混ぜる
- オーブン対応の容器にクッキングシートを敷き、「3.」を入れる
- 「4.」ヘラやスプーンなどを使って平らにする
- 170℃(我が家は二段式のため上段170℃、下段150℃)で15分程度焼く
- 焼き上がったものの粗熱が取れたら包丁で切る
- 熱が完全に冷めたら完成

「3.」のオートミールを混ぜる段階で火を止めても良いです。でも、火を止めていると少しずつ固くなってくるので、加減しながらやると良いと思います。逆に火を止めずに混ぜ続けていると、焦げ始めることがあります。手早く混ぜると良いです。
オーブンの温度や焼き時間は環境に合わせて

オーブンの温度および焼き時間はオーブンのモデル、それから調理する環境に応じて調整する必要があります。焼きムラができやすいオーブンなら半分の時間が経過した時に前後を反対にするなどの工夫もすると良いでしょう。
もっとたくさんのバター、砂糖、ハチミツで作ると、我が家の場合180℃(上段180℃+下段160℃)で20分ぐらいがちょうどよかったです。分量によっても焼き上がりは変わります。
ポロポロ崩れるのはなぜ?

今回の分量だとかなり脆い(もろい)フラップジャックとなりました。焼き時間が短かったこともあってか中もキツネ色にならず、表面ばかりが焦げていく印象でした。これはバター、砂糖、ハチミツの分量が少なかったことが原因だと考えられます。
ポロポロ崩れてしまうと食べる時に不便です。しかし、バター、砂糖、ハチミツの分量が多いと食べる時に罪悪感があります。
その加減をうまく調整できると良いですね。上記で紹介した分量だとかなり脆いフラップジャックとなります。包丁でカットする段階でかなり崩れます。
低カロリーフラップジャックはグラノーラに似ている

今回はポロポロ崩れるフラップジャックとなったのですが、味も食感もグラノーラに非常に似ていました。むしろわざと完成品を崩してグラノーラみたいにするのも良いかもしれません。
フラップジャックとグラノーラの違いって、クッキーのように固まっているのがフラップジャックで、崩れているのがグラノーラ、さらに砂糖やバターが多いのがフラップジャックで、少ないのがグラノーラではないかと思いました。
フラップジャックもグラノーラも、ドライフルーツやナッツ類を入れたらもっとおいしくなりそうです。
まだまだ高カロリーだけど以前よりは低カロリー!
上記の分量のカロリーを計算してみたところ、バター501kcal、砂糖116kcal、ハチミツ33kcal、オートミール627kcalで合計1277kcalでした。
以前作っていたフラップジャックはもっとバター、砂糖、ハチミツをたくさん入れていて、2200kcalぐらいだったので、その時と比べるとカロリーが約42%OFFの計算です。
まだまだ高カロリーではありますが、それでも以前よりはかなり低カロリーとなり、罪悪感はかなり軽減されています。
ただ、それでも高カロリーであることに変わりはありませんね!食べる量には注意が必要です。
最後に
好みに合わせ、しっかりとバターと砂糖、ハチミツが効いたフラップジャックを作っても良いですし、今回のようにグラノーラに近いフラップジャックにしても良いと思います。私はどちらも好きです。分量についてはまた色々調整してみたいと思っています。