台湾でよく見られるタイワンモクゲンジの種を入手 発芽させました

タイワンモクゲンジという植物の種を入手したので発芽に挑戦しました。結果は大成功!どうやったのかを記しておきます。

タイワンモクゲンジは花が圧巻

台湾では秋にタイワンモクゲンジ(台湾木欒子/台湾木患子)という植物の黄色い花が一斉に咲き乱れます。街のいたるところに植えられているので台湾観光で見たことがある方も多いかもしれません。沖縄でも見ることができるそうです。

秋に黄色の花が一斉に咲き乱れるタイワンモクゲンジ。その姿も圧巻ではあるのですが、その後、黄色だった花はほおずきのような実をつけ、今度はその実がピンク色に変わります。一斉にピンク色に変わるのであたかもピンクの花が咲いているかのようになります。そして最後はピンク色の実が熟し、茶色に変わります。

ほおずきのような実と書きましたが、中に果実があるのではなく、中には直接種が付いています。こげ茶から黒に近い色の丸い光沢のある種が複数個入っています。こういう果実のタイプを蒴果(さくか)と呼ぶんだそうです。

ちなみに中国語では台灣欒樹と書きます。葉の緑と、花の黄色、蒴果のピンク、蒴果が熟したあとの茶色、の四色で四色樹と呼ばれることもあるんだそうです。

タイワンモクゲンジはムクロジ科

タイワンモクゲンジはムクロジ科です。我が家にあるムクロジ科の植物と言えば龍眼とランブータン。もみじも発芽に挑戦中ですが、まだ発芽していません。これらの植物と同一の科ということになります。

科が同じでも似ていないのが面白いところ。例えば桜と苺は同じバラ科ですが、木と草という違いがあります。花は多少似ていますが同じ仲間という認識はない、という方も多いと思います。

タイワンモクゲンジの発芽の様子は龍眼やランブータンとは違うものでした。

タイワンモクゲンジを発芽させた方法

タイワンモクゲンジの種
タイワンモクゲンジの種

タイワンモクゲンジの種は丸くて光沢があり、直径3mmぐらいで、こげ茶から黒に近い色です。

その種を培養土に乗せ、上から薄く土をかけて乾かないように水やりして管理したところ、いくつか無事に発芽しました。土がしっかりかぶさっていないような種も発芽したようなので、好光性だと思われます。

発芽したタイワンモクゲンジ
発芽したタイワンモクゲンジ

発芽した時期は12月です。ただ、ここは台湾なので、12月といっても20℃ぐらいある日も珍しくありません。発芽させた場所はベランダです。ベランダに放置していました。

休眠打破のための低温処理みたいなことも一切やりませんでしたし、一晩水に浸すというようなこともやりませんでしたが、一晩水に浸すのをやると発芽率が上がるかもしれません。種は水を多く含むと発芽しやすいように思います。満タンに水を含んでから土に植えてあげると良いでしょう。

タイワンモクゲンジの葉は美しい

タイワンモクゲンジの葉
タイワンモクゲンジの葉

タイワンモクゲンジの本葉は美しいです。葉がギザギザというか、ヨモギの葉をもっとシャープにした感じと言えば伝わるでしょうか。ちょっと赤みがかかった状態で出てきて、広がると緑になります。

ただ、これはおそらく幼苗の時だけで、大人の木になると一枚一枚の葉がもっとしっかりしたものになり、今度は桃の葉のような形状になるはずです。

こんな葉になるなんて思わなかったので、初めて見たときは非常に興味深かったです。

タイワンモクゲンジは蜜源植物

タイワンモクゲンジは蜜源植物と呼ばれるほど蜜が豊富なのだそうで、台湾ではタイワンモクゲンジの蜂蜜が売られています。ただ、一般のスーパーよりも通販が多いように思います。一般のスーパーでよく見るのは龍眼の蜂蜜です。

蜜源植物ということは、もしかしてベランダで育てて花が咲くとミツバチが来たりするのでしょうか。それはそれで私は問題ないのですが、あまりに多く来ると近所迷惑になる可能性もあるかもしれません。また、蜜や花粉がベランダの床に落ちて汚れたりもするかもしれませんね。花が咲いたら注意深く観察してみます。

タイワンモクゲンジは花木

タイワンモクゲンジは花を楽しむ植物で、実を食べたりというようなことはありません。いわゆる花木です。

花木といえば我が家ではサルスベリなどもそうですし、以前育てていたホウオウボクもそうです。

サルスベリは一年目から花が咲きましたが、タイワンモクゲンジはどうでしょう。

タイワンモクゲンジは南国の花木

タイワンモクゲンジは日本でも沖縄などの暖かい地域で見られます。逆に北の方では見られないため、寒いところが苦手だと思われます。

私は台湾在住なのでベランダで育てようと思っていますが、日本の寒い地域での栽培は難しいのではないかと思います。

タイワンモクゲンジは街路樹

タイワンモクゲンジは庭木というより街路樹という印象が強いです。家の庭に植えているのを見たことはありません。

鉢植えよりも地植えの方がよく見られます。

最後に

花が咲くまで育てられるかわかりませんが、ベランダでお世話をしてみようと思います。狭いベランダなので、大木にならないように剪定をしながら樹形を整えていこうと思っています。