百日紅(さるすべり)を種からベランダで育てる方法

「さるすべり」と呼ばれる、幹がツルツルした木がありますね。あれ、漢字で書くと「百日紅」なんだそうです。

我が家の近所には何本も百日紅が植わっています。とても自然な感じに。台湾でもメジャーな木のようです。

例によって百日紅の種を入手したのでそれをベランダで育てています。ベランダの百日紅についてまとめました。

百日紅をベランダで育てる

さるすべりと言えば、ツルツルの幹が特徴。猿も滑るということでしょうか。あの風流な立ち姿をベランダで観賞できれば、なんて考えたことがある方も少なからずいるはず。せっかく種が手に入ったので冬の時期から何度も種まきしています。

さるすべりの種まき

百日紅(さるすべり)
百日紅(さるすべり)

2020年の12月ごろから種まきに挑戦していたのですが、冬ということもあってか発芽はするものの、うまく育たずに本葉が出たあたりで枯れてしまうものが続出しました。これはあきらめた方が良いかなとも思いつつ、放置していたのですが、4月ごろになって発芽したものが2株今日まで無事に育ってきているので、それを継続して育てています。

やはり暖かくならないと発芽も難しいし、寒い環境だと発芽してもうまく育たないようです。本葉が出てきたころ、葉がかなり白かったので心配でしたが、今では無事に緑が濃くなってきました。

さるすべりに使った土

土は何の変哲もない培養土を使いました。特段土は選ばないようです。ただ、かなり水が好きな印象もありますが、水はけがあまりに悪いと根腐れするかもしれません。

さるすべりの水やり

水はかなり好きな印象があります。夏場などは必要に応じて朝夕の1日2回あげることもあります。ただ、これは鉢のサイズや設置場所の日当たりなどでも違うのではないかと。基本的には12時間も経つと土の表面が乾いているので、それで水やりするようにしています。

春はそんなに乾燥していませんでした。株のサイズも関係あろうかと思います。なんにせよ、土の様子を見ながら調整すると良いと思います。

さるすべりの花

さるすべりの花
さるすべりの花

さるすべりの花は赤や紫、白などがあります。我が家のサルスベリは白。近所には赤のサルスベリが多いですが、白も悪くありません。

花弁がフニャフニャの特徴的な形をしています。

さるすべりの実

さるすべりの実
さるすべりの実

さるすべりの花が咲いてから1か月ぐらいすると、受粉に成功した花には実ができます。実を見てみたい方は人工授粉しても良いと思います。特にベランダなどで栽培している場合、受粉を媒介してくれる蜂がなかなか飛んでこないこともあります。

さるすべりの樹形

我が家の近所には結構さるすべりが植わっています。皆一様に素敵な樹形をしているのですが、どうやら人工的に樹形を作っているとは思えない感じに放置されています。それとも樹形を整えてから定植されたものなのでしょうか。普通後者ですかね。めっちゃ曲がってる木とかあります。

ツルツルの幹が映える樹形にするには、やはり曲げが必要かと思います。ベランダで栽培するので当然鉢植え・盆栽になりますが、今のところまだ小さいので針金をかけたり誘引などもしていません。

さるすべりはあまり針金をかけたりしないようです。株が小さいうちでも、種まきから1年目でも新しい枝が1mぐらい伸びるので、1~1.5mぐらいで木のサイズを整えると良いかもしれません。剪定と誘引という感じでしょうか。

盆栽としてのさるすべり

調べてみるとさるすべりは盆栽としても楽しまれているようです。大きくせずにこじんまりとしたサイズで楽しむのもありですね。そうなるとベランダガーデンの設計を見直す必要がありますが、それもまた楽しそうです。

さるすべりに限らず、小型の盆栽にすればもっと多くの品種を栽培できるかもしれません。

さるすべりの剪定

さるすべりの剪定は花後剪定と休眠期剪定の2回が基本だそうです。

花後剪定は花が咲いてから1か月後、花がらを取り去るのも兼ねて花から2~3節のところまで切り戻すのが基本なのだそうですが、自分はもう少し深く切り取りました。緑枝挿しするためです。ただ、花がらや実が付いた状態の枝でも挿し木できるのかはわからず、実験ベースでの挑戦でした。

上記の通り花後剪定を行い、成功するとそれぞれの枝から脇芽が数本出てきます。そうすると枝数が初回開花時の1.5倍ぐらいに増えるので、さらに多くの花が咲くことが期待できます。

冬は強剪定をする予定です。

さるすべりにつく虫や病気

さるすべりにはアブラムシがたくさん湧いたことがあります。他の植物にアブラムシが付いたことは無かったので、我が家のアブラムシはこのさるすべりのせいで発生したと言ってもよさそうです。

アブラムシは水やりの時に毎回シャワーをし続け、さらに見つけ次第捕殺を続けたらいなくなりました。

まとめ

もともとベランダの計画にさるすべりはありませんでした。種をいただいたのも何かの縁と考え、これからも育てていくつもりです。ただ、あまり大きくするつもりもありません。大きくても1.5mぐらいでしょうか。本当は40cmぐらいに収めたいのですが、そもそも1年で1mぐらい枝が伸びるので、それも難しそう。盆栽の知識がもうちょっと備わったら考えてみようかと思います。まずは1.5m以内を目指します。

せっかくいろんな色がある花なので、各色そろえてみるのも良いですよね。でもどこかで種をいただけるでしょうか。園芸店に行けば鉢植えは売っているのでしょうけど、それより種から育ててみたいです。