台湾で自炊するなら知っておくと良いこと

台湾に来る前も、そして台湾に来てからも、時折自炊しております。毎日とはいきません。でも、余裕があるときは自炊したいと思っています。基本的に料理をするのは好きなんでしょうね。でないと続けるのが難しいです。

台湾の食事事情はご存じの通り外食が多いです。ただし、これは家庭によります。例えば学校では「できるだけ母親が作った朝食をみんなで一緒に食べてから登校してください」と指導されたりします。実際にそれを実行している家庭がどれだけあるかはわかりません。なにしろ台湾には朝食屋が大量に存在していて、基本的にどこも大繁盛ですし、朝食屋に行ってから仕事へ行くというのはある種、台湾人のライフスタイルと言っても過言ではありません。

かくいう我が家も、毎日家庭料理とはいきません。作れる時もありますが、そうじゃない時もあります。

台湾在住者の私

日本で生まれ、日本で育ち、今は台湾で暮らしています。妻が台湾出身者だからです。それだけの理由で台湾に住んでいます。実の両親のそばで暮らす方が妻にとって良いだろうという判断でした。

かなり適当な感じで始まった台湾生活だったのですが、今回は特に自炊することについて書きました。

なお、台湾で自炊は「自己煮飯(ずーちぃ、じゅーふぁん!)と言えば通じると思います。

台湾の方は自炊しない?

台湾の方は日本人と比べると自炊するひとの割合は圧倒的に少ないと思います。それは庶民的な外食文化が発達しているからで、家を出れば安価に、しかも手軽にご飯が食べられるお店が山のようにあり、老若男女、一人でご飯を食べている光景も非常に自然体になっているからです。

とはいえ、自炊をする人が全くいないわけではなく、スーパーなどもあるように、自炊のために食材を買って、自宅で料理する方もいます。単純に料理が好きな方もいるでしょうが、それよりも食の安全の憂いて外食を控えるという方も一定数います。

台湾のガス事情

さて、台湾で自炊するにはどうすれば良いのか。基本的に家庭にはガスコンロがあると思います。ガスはガスボンベがベランダなどに設置されています。火力は日本より強めです。やはり中華鍋で豪快に炒める感じでしょうか。もっとも、コンロによって火力は異なります。義実家の火力は業務レベルと言ってよいかと。

いわゆる都市ガスみたいのは見たことがないですね。最近できたマンションなどだと仕組みが違うのかもしれません。そこはあまり詳しくないです。

台湾の調理器具

鍋やフライパンなどの調理器具はスーパーなどでも売られていますし、市場があればその周辺でも手に入ると思います。また、いわゆるディスカウントショップのようなところでも売られているので、手に入れるのは難しくありません。

包丁はどうやらステンレスのものが主流。むしろステンレス以外の包丁を探すほうが苦労します。包丁にはしっかり「ステソレス」って書かれてます。ええ、ステ”ソ”レスです。三徳包丁みたいなものも売られています。(そういえばデパートで三徳包丁を探しても見つかりませんでした。欧米の輸入品が並んでいましたから、そういう場所では牛刀が主流になるのかもしれません)

台湾で食材の調達

台湾で食材を調達するにはスーパーへ行くと早いです。ですが、時間が合うなら朝市へ行くのも良いかと。なぜなら朝市の食材は比較的新鮮なものが多い印象な上に、値段もスーパーよりも安いです。また、あの何とも言えない雰囲気が私は好きだったりします。慣れないうちは面食らいますし、いまだに露店の店主と話がかみ合わなかったりもしますが。

今朝も食材調達に市場へ。もはや野菜をスーパーで買うことはほとんどありません。ほとんど市場で買います。今日はきゅうり3本(トゲが痛かったので新鮮な証拠でしょう)、トマト3個、それからレタス1個を買いました。形は結構不揃いです。

先ほど市場は新鮮で安いと書きましたが、なぜかお肉はそんなに安いと感じません。それに、お肉を触った手でお金を触るため、おつりがベトベトになっていることがあり、そんなことからお肉だけは市場で買うことは少ないです。魚も同様なのですが、魚はスーパーと市場では鮮度も種類の豊富さも雲泥の差なのでそれでも市場で買っています。肉や魚に関して私はまだまだ慣れが必要だと感じます。

それから、卵はスーパーでパックに入ったものを買うことにしています。というのも、市場で山積みになって売られている卵は鮮度が不明だからです。じゃあスーパーはというと、一応パッケージにはパック詰めの日が書かれているものが多いですが、実際は1個1個の鮮度が異なるようで、というのも、あくまでもパック詰めされた日なので、毎日確実にその日の朝に生んだ卵を拾ってパック詰めしているとは限らないからです。実際、目玉焼きを作ると鮮度の違いが一目両全。パック詰めはつい先日なのに、水のようにべたっと広がってしまう卵も多いです。それでも全く日付がわからないよりは安心かなという、まさに気休め程度の差でスーパーで買うことにしています。

なお、生鮮食品以外はスーパーで買えばOKです。カレールーとか。

台湾で自炊した場合の食費、値段

例えば3人前の焼きそばを作ると、費用としては200~250元(日本円で800~1000円程度)になります。しかし、これは具材や材料のグレード、購入するスーパーによっても変わってきます。

個人的な感覚では、自炊をした方が安いとは感じますが、圧倒的に安いとは言えず、若干安い程度。ただ、自分は日本で食べられるような料理がメインになるので、台湾のレストランではなかなか食べられないものばかり。そう考えれば材料費としては安い方かもしれません。

台湾の調味料

困る可能性があるのが調味料。探せば大体のものが手に入りますが、私がいつも苦労するのがしょうゆです。台湾のスーパーで売られているしょうゆのほとんどは糖が入っています。甘いんです。もちろん無糖のしょうゆも売られていますが、スーパーによってはすべて糖入りということも。しかも、無糖のしょうゆはしょうゆコーナーではなく麺つゆコーナーに置かれていたりします。(台湾の方は麺つゆ大好きみたいです)もう台湾のしょうゆにも慣れたので気にしなくても良いのかもしれませんが。

後日談ですが、私が知らなかっただけで、地域によっては日本でも醤油に砂糖などが入っていると聞きました。単に私が慣れないだけでした。

それからマヨネーズ。日本のマヨネーズと台湾のマヨネーズは異なるものです。台湾のマヨネーズは甘い。これも有名な話ですね。好みの問題ですが、日本風のマヨネーズを探してスーパーをはしごすることもあります。探せば売ってますよ。ケチャップやとんかつソースなんかも。

塩、砂糖、コショウは特に困ることはないと思います。こういったものはスーパーで購入すればOKです。むしろ台湾ならではというか、漢方スープの素みたいのも豊富に売られていますし、そういったものを試すのも良いですね。

台湾で自炊する方のメニュー

義母がよく料理をします。炒めたり、煮たり、いろんな料理を作りますが、日本でみそ汁がよく登場するように、豚のスープがよく登場します。3~4種のおかずに白米+スープという感じが多いです。

なお、小籠包とかは出てきません。小籠包って結構手間がかかるんですよね。ああいうのはレストランで食べます。

うまいお米はコシヒカリか池上米

台湾の特に東部はコメの産地として有名です。私が今まで購入して食べたお米で一番おいしかったのは、日本のコシヒカリを台湾で栽培したというお米でした。米を研ぐ時からして感触が違い、炊きあがりの味、保温してしばらく置いた後の状態もほかのお米とは比較にならないぐらい良いものでした。

ただ、これは多分にバイアスのかかった感覚かもしれません。日本のお米はおいしいと思い込んでいる節もあるかもしれません。それでもマジでうまいんです、台湾コシヒカリ。これからもしばらくは台湾コシヒカリを食べ続けると思います。

もう一つはやはり東部の台東県池上という場所で作られる池上米。これがまたうまい!スーパーなどではいろんな銘柄のお米が売られているので、買うならコシヒカリ(越光米)か池上米がおすすめです。

味噌はデパートで

スーパーで売られている味噌はどこか味が日本とは異なり、日本から輸入している味噌ですら台湾風の味でがっかりしたことがあります。デパートなら日本の味噌、それも日本のスーパーで見慣れた味噌が売られていることもあるので、それを買えば日本にいたころと同じような味が期待できるかと思います。

そういえばデパートの物産展で味噌を出店していた日本の方に話を聞いたら、台湾で輸入された日本の味噌は、発酵をわざと止めるから味が当然変わる、という話をしていました。

物にもよる気がしますが、今のところ自分好みの味噌には出会えていません。

台湾でいまだ見つけられていない食材

近所で梅干しが売られていなくて梅干しを作ったり、イチゴ大福が売られていないからイチゴ大福を作ったりしている私なのですが、ずっと探しているのにいまだに見つかっていない食材がいくつかあります。それが以下のものです。

ゆず
三つ葉

お正月がもうすぐなんですよね。今年も間に合わんかな。。。ネットで探せば見つかるような気もします。

年末まであと少し。なお、今年は(というか毎年?)大晦日も仕事です。