自宅にオーブンがあったらケーキ、クッキーなどが作れます。そして、シナモンロールが作れます!
今回は自宅のオーブンで手作りシナモンロールを作ってみました!
目次
シナモンロールは自宅でも作れる!

菓子パンは数あれど、その中で最も好きなパンと言っても過言ではないシナモンロール。シナモンが西洋を感じさせ、バターや砂糖が至福の空間にいざなう、そんな魅惑の菓子パンがシナモンロールです。
シナモンロールはあんなにおいしいのに、近所でシナモンロールを見ることはあまり多くありません。
聞けば、日本にはシナボンというアメリカ生まれのシナモンロールの専門店もあるのだとか。行きたい!行きたいぞ!でも、私は台湾に住んでいて、日本へ行くには飛行機で行くしかありません。シナボンは台湾に出店していないのだそうです。
じゃあスタバは?スターバックスにもシナモンロールがあるらしいです!台湾スタバのシナモンロールは四角いシナモンロール!!でも、実は食べたことがありません。
お店の物を買うならすぐに食べられますが、今回は自宅のオーブンで手作りシナモンロールを作ってみました。
シナモンロールはパンである
シナモンロールを簡単に説明するならば、シナモンロールはパンの一種であると言えます。つまり、基本的にはパンを作り、その具材として、またはアクセント、トッピングとしてシナモンが入っている菓子パンです。
そのため、まずはパンを作り、成型する段階でシナモンや砂糖などを入れ、二次発酵の後に焼成するという工程でシナモンロールは作られます。
シナモンロールを作ろう!
シナモンロールは難しそうに見えて、意外と作れてしまうものです。そしておいしい!オーブンを持っているならぜひ挑戦してみてほしい料理です。
シナモンロールの材料
シナモンロールの材料はパン生地、中身であるシナモンフィリング、最後にかけるアイシングの3つに分かれます。
パン生地
- 強力粉 280g
- 砂糖 15g
- ドライイースト 5g
- 塩 2g
- 牛乳 200cc
- バター 20g
- 卵液 20g ※焼成前に塗る
パンはどれも似たような材料です。我が家のパン焼き機もこれと近い材料で素敵な食パンを焼いてくれます。シナモンロールだからと言って、特段変わった配合ではありません。
シナモンロールではありませんが、私の住む台湾ではパン生地に卵を入れるレシピをよく見かけます。シナモンロールの生地に卵は不要です。焼き上げる時に上に少し塗るだけでOKです。
シナモンフィリング

- バター 10~15g
- シナモン 10g
- 砂糖 10g
シナモンフィリングは好みで量を調整すると良いです。私はもっともっとたくさん入れても良いかなと思います。
アイシング
- 粉砂糖 15g
- 水 適量
アイシングは粉砂糖を用意して、そこに水を少しずつ足して好みの硬さになるように調整します。
クッキーなどのアイシングは卵白を入れたりすることもあるようですが、シナモンロールのアイシングは粉砂糖と水のみ。中には水の代わりに牛乳やアーモンドミルク、ぬるま湯を入れたり、バニラエッセンスを入れたりする方もいるようですが、私は粉砂糖と水だけで作りました。
シナモンロールの作り方

- 強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、牛乳を混ぜ合わせる
- 一つに混ざったら10分程度こねる
- 常温に戻したバターを混ぜて更に20分こねる
- 濡らしたキッチンペーパーとラップをして1時間発酵させる(オーブンの発酵機能を使用しました!)
- 長方形に生地を伸ばし、バター、シナモン、砂糖を塗る
- くるくると巻いていき、ロール状にして、6つに切る
- 切った生地をオーブンのトレーに並べて、再度15分程度発酵させる
- 卵液を塗り、予熱したオーブン180℃で20~25分焼く(焼き色を見て調整!)
- 粉砂糖と水を混ぜて作ったアイシングをかけて完成!
生地にバターを入れたばかりの時はベタベタになりますが、こねていくと油っぽい感じはなくなっていきます。
シナモンフィリングのバターは常温に戻しておくと塗りやすいです。できればまんべんなく塗りたいところです。
なんだか硬いパンになった

今回使用したドライイーストは少々古いものでした。数か月前に開封して冷蔵庫に入れていたドライイーストだったので、もしかしたら発酵があまり上手にできていなかったのかもしれません。
また、焼き時間がちょっと長かったようにも思います。我が家のオーブンは上下のヒーターの温度を個別に設定できるのですが、どちらも180℃にするのではなく、下が焦げやすいので下は10~20℃低く設定するとちょうどよさそうです。
味はうまい!リピ確定
多少硬いパンにはなったものの、味は申し分なし!家でシナモンロールが食べられるなんて最高!
今までもシナモントーストを作ったりしてシナモンは楽しんできましたが、その王道とも言えるシナモンロールが家で食べられるようになると、なんとも贅沢な気持ちになります。
反省点

ドライイーストは新しいものを使用した方が良いでしょう。この発酵に関しても、もっと経験を積めばもっと上手になるのではないかと思います。
また、焼成具合は自宅のオーブンの特性をもっと理解する必要があります。オーブンの特性が理解できればもっと適切な温度管理ができるようになると思います。
個人的にシナモンフィリングはもっと多くても良いように思います。
最後に
自宅でシナモンロールができると非常に贅沢な気持ちになります。オーブンがあるなら絶対やった方が良いです!もちろんお店で買ったシナモンロールも美味しいのだとは思いますが、自宅で作るのも楽しいし、今後もまた作りたいと思います。