知識ゼロからビオトープを作る方法を模索中

義実家には屋外に陶器の桶みたいのがあって、そこには水が入っていて、その中には水草と魚がいます。あれ?魚ってエアレーションとか必要ないの?と思ったのですが、そもそも自然界にエアレーションは存在しないなと。聞けば、こういうのをビオトープというのだとか。

ビオトープをやろうと思ったきっかけ

ビオトープはInstagramでよく見ていました。ただ、魚にあまり興味がなかったことなどから、特段やってみようとまでは思っておらず、目で見て観賞するにとどまっていました。

そんな折、家族がカメをもらってきたとかで、我が家にカメがやってきました。カメってどうやって飼育するの?から始まり、ならビオトープを作って、そこにカメを入れればいいじゃん、と相成りました。

ただ問題は、過去に熱帯魚は大失敗、金魚は何年も育てていましたが、決して上手に育てられていたわけでもなく。そんな知識ほぼゼロ人間がビオトープなんかできるのか不安しかありませんでした。

本記事執筆時もまだ何も手を付けておりません。

ビオトープの基本知識

ビオトープを作るにあたって、知識ゼロの状態から始めることになります。そこで、最初は情報収集から始めました。そこで学んだのは、例えば以下のことです。

  • ビオトープにいきなり魚などを入れるのではなく「立ち上げ」が必要
  • 生物濾過(生物ろ過)を実現する必要がある
  • 屋外設置の場合ボウフラを食べる魚が必要

また、そもそもビオトープに使う材料で、基本的な物は以下のものです。

  • 容器
  • 底砂
  • 植物/水草

これらにさらに「石」や「苔」を用意すると、見た目的にもよくなりますし、例えば私の目的であるカメの飼育も兼ねる場合はカメが甲羅干しをできるための陸地的な、島的なものも作ると良いかもしれません。

ビオトープの立ち上げについて

容器に底砂を入れ、水草などの植物を設置して水を入れれば基本的にはそれっぽく見えるようです。設置すぐは水が濁っていることがあるようですが、これも時間が経てば透明になってくるのだとか。

ただ、透明になるスピードは中に設置した植物や底砂の素材などによって異なるようです。

ビオトープの容器について

ビオトープでよく見かけるのは陶器製の甕(かめ)ですね。おしゃれで素敵。ビオトープではあまり熱をため込みすぎる素材の容器はよくないそうですが、陶器はその点、熱がこもりにくく、優れているのだとか。見た目も機能性もすぐれるのが陶器製の甕。

そのほか、プラスチック容器を用いて作られることも多いようで、四角い衣装ケースみたいなもので作られることもあるようです。我が家では小さなカメ用に24Lの大型プラスチックケースを家族が買ってきたので、それを使えばよさそうではありますが、すでにカメが入っているので、それをそのまま流用はできないかもしれません。これ要検討。

ビオトープの底砂について

基本的には赤玉土や、専用のソイルと呼ばれるものが利用されることが多いようですが、赤玉土は使用しない方が良いとする意見もあるようです。

ビオトープのろ過について

魚などは水中で便を排泄することになりますが、便を排泄すると水の中のアンモニア濃度が高まります。アンモニア濃度が高まると、魚などの生体に悪影響を与えます。自然界ではそのアンモニアが上手に分解されていて、それがされないと魚たちは快適に生きられない状態になってしまいます。

ではこのアンモニアを分解するにはどうするのかというと、基本的にはろ過するという考えになるようです。そして、ろ過にも「生物ろ過」「物理ろ過」「科学ろ過」があり、それぞれ簡単に書くと以下のようになります。

  • 生物ろ過:バクテリアの作用によりアンモニアを低毒の硝酸塩に分解する
  • 物理ろ過:フィルターでろ過する
  • 科学ろ過:活性炭などの吸着剤でろ過する

ビオトープで実現が必須となるのは「生物ろ過」。

ビオトープの生物ろ過について

「ニトロソモナス」というバクテリアはアンモニアを分解して亜硝酸に変える作用があります。そしてさらに「ニトロバクター」は亜硝酸を硝酸塩に変える作用があります。これら2つのバクテリアの働きにより、アンモニアを低毒の硝酸塩に変えるのが生物ろ過です。

これ、アクアポニックスにも通ずるところがあって、十年以上前に勉強したことがありました。バクテリアによって発生した硝酸塩を植物が吸収し、植物と魚の循環環境を作るのがアクアポニックス。循環型水耕栽培ともいえるかもしれません。ビオトープも似ている構造のようです。

ビオトープの中に入れるもの

ビオトープは作る人の感性が試される、いわば芸術作品。中に入れるものも人によってちがうはず。

ビオトープに入れる植物について

ビオトープの水の「中」で育てる植物となると当然水草になります。完全に水没させるもの、水面に浮かぶものなどありますが、基本的には水草が使われるようです。

ただ、土や島などの設置の仕方次第では、例えば半分水に浸かっている状態で育てるような水が好きな植物も植えることができるようです。苔なども良いかもしれません。

なんにせよ、小さなビオトープの中に、自然環境を再現するため、見た目も生物の循環も再現すると良いように思います。

ビオトープに入れる魚、生き物について

ビオトープと言えばメダカ。しかし、義実家の魚はどう見ても熱帯魚。いや、ここは台湾なのでそういうものなのかもしれませんが、如何せん熱帯魚の知識も皆無なのでどうしたらよいものか。

ビオトープにメダカが選ばれる理由の一つに、メダカは酸欠に強いということがあるそうです。つまり、メダカにせよ、熱帯魚にせよ、酸欠に強い魚が良さそうです。

また、設置場所の気温条件も確認しておく方が良いです。我が家は冬場に数日10℃を下回ることはありますが、氷点下になることはありません。逆に3月から11月ぐらいまでは30℃を超えることがあります。この条件かで力強く生きられる魚を選ぶ必要があります。無理ならビオトープ自体を室内に移動するなどの対策が必要ですね。

ほかにビオトープに入れるものについて

魚などの生体、それから植物のほかに、よく見かけるのは流木です。流木があるだけで一気に雰囲気がよくなったり、おしゃれになったりします。

流木は一つ一つ形が異なるので、自分好みの流木に出会うことがまずは第一歩となります。

ビオトープの設置場所

ビオトープは屋外に設置する場合と屋内に設置する場合があるようですが、屋内に設置する場合、水草などが光合成をするためのライトを当てた方が良いそうです。そもそも私の主目的であるカメの飼育に関しても、カメが甲羅干しをするためにライトが必要なので、屋内に設置する場合はライト必須となります。ただ面倒なので屋外がいいなあと。ベランダに設置する方法を模索しています。

屋外に設置する場合、朝から夕方まで日光が当たりっぱなしの場所は過度に水温が高くなる可能性があって良くないそうです。朝方少しだけ日光が当たる、そんな場所が良いのだそうです。いや、それうちのベランダです。最適かも。

また、雨に濡れる場所が良いのかということなのですが、雨が振り込めば同時に水が動き、それは水にとって良いことなんだとか。確かに自然環境に一番近いのが雨ざらしかも。でもカメが隠れる場所とかを用意してあげた方が良いかも。それに、ここ台湾は台風も来るので台風対策も考えなければなりません。水位の上昇にも耐えられるビオトープにしないとあふれてしまいますね。

最後に

まだ検討段階なので実際にはビオトープを制作していません。ベランダでできるか、慎重に検討していきたいと思います。